革靴の手入れ手順

磨きの基本は、クリーム(靴墨)を」付けすぎないことが大切です。皮革は生き物です。呼吸の毛穴がつぶれると窒息する(適度な水分補給ができない)ことになってしまいます。

clcl005-s.jpgの手入れ手順 】

①ほこりを毛の長いブラシで払い、次にクリーナーと布を使って汚れを落とす。
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②柄付きブラシ等で乳化性クリームを塗り広げる。このとき、クリームの量は毛先にほんの少し取っては、丁寧に薄く広げることが大切です。布で塗る場合も同様です。決して厚く塗らないようにしてください。
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③木綿の布を人差し指に巻きつけて、その指先にほんの少しの油性クリームをつけての表面を擦っていきます。時々クリームを補給しながら、直径1cmほどの円を描くように、丁寧に擦ります。このとき、別の指先に水をつけて、の上に小さな水玉を転がしては磨いていくと輝いてきます。
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④毛の立ったウールの布を両手で引っ張って持ち、の表面を左右に繰り返し拭いたら仕上がりです。



クリーナーの基礎知識

クリーナー
チューブ入り,ビン入り、消しゴムタイプなど、いろいろなタイプがあります。の種類、なめし方の違いで正しいものを使用しないと、をダメにしてしまう恐れがあります。クリーナーを買うときは使用上の注意をよく読むか、店員さんに確かめてから購入してください。

乳化性クリーム
ガラス瓶タイプかチューブタイプが大部分です。ワックスと油、水分を混ぜて乳化したクリームです。皮革の栄養分が入っていて、靴の革を長持ちさせてくれます。

油性クリーム
缶入りのタイプ。ワックスと油脂だけでできていて、防水・ツヤ出しに効果を発揮するクリームです。

液状クリーム
ワックスと水を乳化してあり、塗るだけでツヤの出る種類もあります。ブーツ用やエナメル革用、白い用などもあります。

【スプレー式】
霧状と泡状のものがあります。ツヤ出し、毛ば立ったスエード革専用や防水用も販売しています。


手入れの難しい革の注意点

エナメル靴
エナメル靴は革の表面を樹脂加工してあり、つやが良く見た目は良いです。しかし寒い季節は、ひび割れすることがあります。エナメル専用のクリームを塗って、柔らかい布で磨いておいてください。

スエード・ヌバック・ベロア
スエード・ヌバック・ベロアなど、毛を逆立てた革靴は、汚れをブラシで取り除いてください。またひどい汚れの時は消しゴムタイプのクリーナーや、つまよう枝の先をうまく利用して、汚れをを取り除きます。そしてスエード専用のカラースプレー・防水スプレーをしてください。

オイル革
オイル革は手入れを怠ると油分が抜けて白っぽくなります。オイル革専用の動物性オイルがあるので、時々塗っておいてください。

レザーメッシュ
レザーメッシュには、普通のクリームを使うとメッシュが目詰まりします。必ず専用クリームを使って手入れするか、液状の乳化性クリームを使ってください。汚れを落とすには、カビを防ぐタイプのクリーナーが効果的です。

白革
白革の靴は汚れ・ほこりには常に警戒し、汚れやほこりがついたらすぐに落とすように心がけてください。また頑固な汚れは中性洗剤を薄めた液を使うか、洗ってください。そのあと水で洗剤を拭き取ることが肝心です。ツヤのあるには専用クリームを塗り、スエードヌバックなら白いチョークを使ってください。


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